鈴木亮平は『世界遺産』の達人!英語が堪能、阪神淡路大震災の被災経験も!

英語の堪能な有名人

今や日本を代表する実力派俳優として知られる鈴木亮平さん。

大河ドラマ「西郷どん」の主人公・西郷隆盛役や、「高台家の人々」の主演を務めるなど、その演技力には定評がありますね。

また、以前からTBS『世界遺産』にナビゲーターとしても出演しています。

一方で、彼は今から30年前の今日、阪神淡路大震災の惨状を目の当たりにした1人であり、さらには英語が非常に堪能という意外な一面も持ち合わせているのです。

そんな彼のキャリアがいかにして築かれたのか、詳しく探ってみました。

プロフィール

名前: 鈴木 亮平(すずき・りょうへい)
生年月日: 1983年3月29日(41歳) ※2025年1月現在
出身地: 兵庫県西宮市

人生を変えた震災体験

1995年1月17日午前5時46分、当時小学6年生だった鈴木さんは、兵庫県西宮市の自宅で就寝中でした。

グラッとした衝撃と共に突如、父親が形相を変えて子供部屋に飛び込んできます。

「地震や、外に出るぞ!」という父の声で目を覚ました鈴木さんは、家族と共に近所の公園まで避難。

昼頃まで車の中で身を寄せ合いました。

幸いにも、鈴木さん一家や自宅への被害は最小限で済みましたが…

通っていた学校は避難所となり休校に、自宅周辺では建物の倒壊や火災が発生し、さらには象徴的な被害となった阪神高速道路の崩落も目の当たりにしました。

断水のため、暫くは兄と共に水汲みに奔走する日々が続き、建築士だった父親は被害認定の業務に追われる毎日でした。

震災から暫くして、父親に連れられて兄と共に電車で被災地を巡った時のことを、彼は鮮明に覚えているといいます。

西宮、神戸、芦屋…と進むにつれ、車窓から見える傷ついた街並みとその被害の広大さに言葉を失ったそうです。

この経験は後の俳優人生において、人の感情や苦悩を理解する上で大きな糧となっていると、彼は語っています。

英語も大得意!?

実は彼には、あまり知られていない特技があります。

それは、ズバリ『英語力』です。

東京外国語大学外国語学部欧米第一課程英語専攻を卒業し、実用英語技能検定1級(※管理人と同じ!)も取得しています。

さらには「中学英語で世界一周」という本まで出版しているほどの英語通なのです。

この英語力の原点は、幼少期にさかのぼります。

小学2年生の時、両親に連れられて訪れたロサンゼルス。

その楽しい体験から「英語ができれば、もっといろんな人と話せる!」という強い思いが芽生えたそうです。

中学時代には、セリーヌ・ディオンなどの洋楽の歌詞の意味を知りたくて、当時まだ珍しかったインターネットでスラング辞典を調べるほどの熱の入れようだったといいます。

また、中学2年生、3年生の時にはYMCA主催のホームステイにも参加しています。

留学経験が人生の転機に!

そして迎えた高校生活。

1年生の時に経験した1年間のアメリカ留学が、彼の人生観を大きく変えることになります。

留学先のオクラホマ州は、まさに「野生の王国」

60頭もの牛を飼育する農家でのホームステイ生活で、敷地内にはビーバーやコヨーテ、アルマジロが出没する環境でした。

同級生たちは本物のカウボーイで、ピックアップトラックでライフルを携えて通学する姿は、まさにアメリカの田舎町そのものでした。

当初はなかなか思うように英語が話せず、無口になったこともあったようですが…

途中から意識して積極的に話すように務めた結果、徐々に周囲の同級生たちとも打ち解けていきました。

この留学経験を通じ、彼は「言葉や文化、肌や髪の色が違っても人間はみんな同じ」という深い気づきを得ます。

また、観光では見ることのできない「本当のアメリカ」を体験したことで、視野が大きく広がったといいます。

俳優としての決意

中学時代から芽生えていた俳優への夢は、この留学経験を経てより確固たるものとなります。

「海外の作品に出演できる俳優になれば、アジア人の存在感をさらに高められるのではないか」という燃えるような想いが、その後の活動の原動力となったのですね。

それこそが、彼の今のキャリアへと繋がっているのは、もはや言うまでも無いでしょう。

TBS『世界遺産』のナビゲーター!次回は1月19日

そんな彼ですが、昨年4月より毎週日曜放映のTBS『世界遺産』にナビゲーターとしても出演しています。

先週に引き続き、次回(1月19日)は中世に全盛期を迎えたオスマントルコがテーマとのことで、本人自らがトルコ・イスタンブールまで出向かれるようですね。

実は彼、上では触れませんでしたが…

何と世界遺産検定1級の保有者でもあるのです。

俳優としての実績に加え、その能力をも買われたからこそ当番組のナビゲーターに抜擢されたのでしょう。

恐らく彼は、ある分野に一度関心を抱くと一気に突き詰めていける性格の持ち主なのですね。

果たして次回は、その知識を武器にどのような解説を見せてくれるのでしょうか?

まとめ

現在、数々の話題作に出演し、実力派俳優として不動の地位を確立している鈴木亮平さん。

震災体験と留学経験という、一見異なる2つの経験が、彼の俳優としての深い演技力と国際的な視野を育んだといえるでしょう。

また、世界遺産に精通しているという特性も、存分にキャリアに生かされていることが伺えます。

その実力と国際性を活かした活躍が、今後も期待されますね!

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